就活生必見!高速バス代の節約方法

長距離移動をするなら高速バスを極めよう

今より20年くらい前までは、高速バスといえば「劣悪な条件で安く移動するための手段」といったイメージがありました。

人気番組である「水曜どうでしょう」でも、「深夜バスの旅」という企画が成立していたほど過去の深夜バスというのは狭い・きつい・空気が悪いといった部分が強調されていました。

しかしその後日本経済が不景気に突入してしまったことや、電車の赤字路線が次々廃止されてしまったことにより、現在では長距離移動のメインとして長距離バスが使用されるようになりました。

全国主要都市を結ぶ高速バスはかなり整備されており、規制緩和によって多くの新規業者が参入することになったことから、価格や設備から自由に使用する会社を選ぶことができるようになりました。

普段から全国各地を移動する人などは高速バスを使いこなすマスター的な存在となっており、どこからどこに移動するにはどの会社がよいかといったことも熟知しています。

これから就職活動をすることになる就活生などは長距離での移動も増えることと思いますので、まずは高速バスとはどういったものかということを理解しておくことが重要です。

料金体系はA~Dのランクで決められています

高速バスについてよくある誤解が「常に料金が一定」ということです。
電車の場合には一年を通して特定の期間の移動にかかる料金が変化するということは、何らかの割引サービスを使わない限りありません。

しかし高速バスの場合には乗るバスの時刻や時期によりかなり金額は大きく変化してきます。
料金体系はバス会社によって異なりますが、ほとんどの会社で料金をA~Dまでのランクに分け乗車する曜日や時間によって区別しています。

料金が安くなるのはシーズンオフや昼間の時間帯で、逆に高くなるのはGWや年末など連休を挟む時期や深夜バスです。

どうしてもその時間でなければならないというときには致し方ないですが、もし時間をある程度選べるなら時間をずらしてできるだけ安い料金のものに乗るようにするとよいでしょう。

また最近激安高速バス会社も参入していますが、そうしたところを利用するのも注意が必要です。
格安バスの場合、車内設備にトイレがなかったり、4列シート、レッグレストなしといったものがよく見られます。

2~3時間程度の移動ならそうしたものも気になりませんが、4時間以上になるとそうした設備の有無はかなり体力的な負担になってきます。
安かろうでなく、しっかりと設備や企業としての信頼性を考えて乗るバス会社は選ぶようにしたいところです。

高速バスについてはかなり口コミやバス好きな人のブログが参考になりますのでそうしたものをよく読んでみると価格には現れない特長をつかむことができます。