デートで使える節約スポット

「クーポンを使う男はダサイ」問題

以前ある女性向けWebマガジンで、付き合って間もない男性とのデートで悪印象になる行動について訪ねたアンケートがあり、そこで「会計でクーポン券を使う」ということが上位にランクインしていました。

これについては賛否両論があり、同様にクーポン券を会計で出す男性に対して「ケチくさい」「貧乏っぽくて恥ずかしい」といった意見がある一方で、「経済観念があってよい」「そこで浮いたお金を別のデートに使える」といったプラスの意見もあります。

実際にクーポン券を使用する男性の心理はいろいろでしょうが、少なくとも二人のデートの価値を金銭的価値として下げる意識で行っているわけではないでしょう。

二人の関係性や距離感にもよると思いますが、あらかじめクーポンを使ってそのお店で飲食をしようという考えがある場合には、事前にそのことを相手に伝えておくかもしくはこっそり会計をするようにした方がよさそうです。

お店によっては事前に会計をしておきクーポンの存在を教えないで送り出してくれるというところもありますので、そうしたデート向けの場所を選ぶというのもよい方法です。

あえてお金を使わずにデートする方法

クーポン云々以前に、お互いの年収がよくわかっている間柄ならばデートのプランも立てやすくなります。
デートというとお金のかかるアミューズメントパークから高級レストランに行って、一流ホテルに向かうといった方法が一般的になりますが、必ずしもそうしなければ二人の間柄が狭くならないというわけではありません。

むしろお互いで創意工夫をしながらお金をかけないデートを楽しむ方法を考えて行く方がずっと将来のために役立ちます。

お金をかけずに楽しむデートとしては「公園などへのハイキング」や「無料で入れる施設の利用」、または「自宅デート」といったようなことがあります。

このとき大切にしたいのが、決してデート中に惨めな考えにならないようにするということです。
お金がないからしょうがなくそうするのではなく、お金をかけなくても十分に楽しめるところを選ぶというところがポイントになってきます。

都内のデートスポットで言うなら、都内唯一の渓谷である「等々力渓谷公園」を散策してみたり、代々木上原にある日本最大級のモスクである「東京ジャーミイ」に行ってみるといったようなことです。

案外お金があってもなくても、そうした都内身近なところにある希少な施設に足を運ぶ人というのは少ないものなので、かえってお金をかけさえすれば行ける場所よりもずっと心に残る場所になったりします。

デートの価値を決めるのはお金ではなくセンスなのだということをしっかり胸に刻み、より印象的なスポットを探してもらいたいです。