冷凍して栄養価が上がる野菜
冷凍すると栄養価が上がると聞いてキノコを思い浮かべる方も多いと思いますが、他にも栄養価が上がる食材があるのでご紹介します。
野菜の中でも特に冷凍すると栄養価が増加する野菜は、ブロッコリー、にんじん、小松菜、玉ねぎです。
ブロッコリーはビタミンCやルテイン成分が増えます。にんじんはカロテンやビタミンC、ポリフェノールの増加、小松菜や玉ねぎも生のまま冷凍保存がおすすめです。
ちなみに、貝類のしじみも冷凍保存することで、栄養素のオルニチンが8倍にも増加。冷凍することによって細胞が破壊されるため、旨み成分のグルタミン酸とアランが吸収しやすくなります。しじみは栄養価が向上するだけでなく、味も美味しくなるのでおすすめです。
野菜を美味しく冷凍保存する方法
まず、購入してきた野菜は洗って水気を切り、調理しやすい大きさに薄切りにします。
次に、ジップロックなどの冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、平らに整えます。使うときに取りづらくなってしまうので、重ならないように詰めることが重要です。金属製トレイに乗せて冷凍庫に保存します。凍った野菜は本棚のように立てて保存するとスペースを節約できます。保存期間は1か月を目安にしましょう。
冷凍野菜の使い方
冷凍野菜は基本的に冷蔵庫で自然解凍するのが良いですが、調理方法によっては解凍せずにそのまま炒めてしまうのがベスト。
炒める場合は水分の少ない野菜を選び、強火で加熱して水分を飛ばします。水分の多い野菜は炒め物に向かないので、汁物や煮物に利用しましょう。
下茹でしてから冷凍した野菜は流水解凍がおすすめです。保存袋のまま流水に当てるか、急いでいる場合はざるに移して水や熱湯で解凍します。その後、水分をしっかり絞ってください。
茎が柔らかい葉野菜や調理済みの食品は常温解凍が適しています。小松菜などの葉野菜は加熱しなくてもおひたしや和え物として食べられます。
小さく刻んで冷凍した野菜はそのまま盛り付けて使用できます。ねぎやおろししょうが、大根おろしなど、細かく刻んだ冷凍野菜は解凍が早いので、食べる直前に冷凍庫から取り出して汁物の具や薬味として活用しましょう。
保存できるから節約できる
他の野菜を冷凍保存する場合でも、おいしさや栄養価の低下はわずかで食品を長期間保存できます。まとめ買いした野菜を無駄にせず使い切ることができるので、すぐには使わない場合でも安売りしているタイミングで購入しておくことが可能です。
他にも、冷凍すると細胞組織が壊れるため、調理時間が短縮されたり、味がしみ込みやすくなったりするメリットもあります。塩分や糖分のコントロールもしやすく、少量の調味料でも満足感のある料理が楽しめるようになるので是非おためしください。